改訂新版「ROS2ではじめよう 次世代ロボットプログラミング」編集協力者
実に5年ぶりの改訂となる改訂新版「ROS2ではじめよう 次世代ロボットプログラミング」が9/19に発売されます。それを記念して、今日からROS2本の紹介記事を連続投稿していきます。
まず、改訂新版では装い新たに編集協力者の岸さんと片岡さんにお二人にご協力いただきました。お二人にも初版の編集協力者であるジェフさん、高妻さんと同じく多大なる献身的なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
今回はそのお二人のご紹介と謝辞を誌面から転載します。
岸 俊道さん(GROOVE X株式会社 エンジニア)
自己紹介
2015年、名古屋大学大学院工学研究科 機械理工学専攻修了。同年、株式会社ドワンゴ入社。WEB、家電デバイス向けアプリ、バックエンドの開発などに従事。2018年よりGROOVE X株式会社で家族型ロボット「LOVOT」の開発に携わる。以降ロボットのナビゲーション機能の開発を担う。2022年より株式会社Preferred Roboticsにて家庭用自律移動ロボット「カチャカ」の開発に関わる。2024年から現職。 中学生のときに二足歩行ロボットのキットに出会い熱中して以来、趣味でロボット製作を行っている。本書のレビュー、編集協力を行う。
謝辞
筆者の前職の勤め先であった株式会社Preferred Roboticsの元同僚の岸さんは、私がPreferred Robotics転籍後に真っ先にお誘いし、以来一緒に同じ共同開発プロジェクトに携わり、技術力の面でも忍耐力の面でも信頼している方です。レビューの際に、古くなってしまっていた多くの手順の誤りに気づき、たくさんの修正提案を作ってくださいました。 岸さんは将来、書籍の執筆を検討されているそうです。本書の編集協力の経験が執筆の際に役立てば幸いです。
片岡 大哉さん(株式会社ティアフォー エンジニア)
自己紹介
2018年、大阪大学大学院工学研究科 知能機能創世工学専攻修了。学士・修士で取り組んだソフトロボット制御の研究からロボットを始め、修士1回生夏に参加した三菱重工業株式会社のインターンでROS Indigoに出会う。 その後RoboCup Humaniod SPLリーグやMaritime RobotX Challengeに向けたソフトウェア開発を担当しROSベースの自律移動システムを複数趣味開発。 現職株式会社ティアフォーでは自動運転システムAutowareのシミュレータ開発を担当。 本書のレビュー、編集協力を行う。
謝辞
現在のROS Japan Users Group主宰の一人であり、筆者の現職の勤め先である株式会社ティアフォーの同僚でもある片岡さんは、今では日本でも指折りのROS 2ハッカーです。レビューの際に、筆者が知らなかった新しいパッケージを紹介してくれたり、サンプルコードの高速化にも言及してくれたりとレビューを超えた改善作業に携わってくださいました。 また、プライベートでは本書第1版をなんと合計9冊も購入していただき、本書の普及活動にも大きく貢献していただいています。第2版もぜひご愛顧ください。
お詫び
筆者である私の入稿PDFデータの最終確認ミスなのですが、一番大事なお二人の自己紹介欄での名前の振り仮名に誤りが残されてしまいました。 僕が書いている草稿には振り仮名を書いておらず、入稿PDFデータには編集者のお計らいで付記されており、そのことに気づかず僕が確認を怠ってしまったのが一番の原因です。
岸さんと片岡さんには大変な苦労をおかけしたにもかかわらず、このような結果になってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
電子版では修正される予定です。物理書籍に関しても、大手書店では正誤表の封入を技術評論社にお願いしています。また、増刷された場合には必ず物理書籍も修正いたします。
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